子どもが育てたとびうおワカメ、イタリアでお振る舞い


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The children at Sokka have been growing wakame seaweed with local ocean farmers, and growing soy to make miso.

It was a big pleasure and honor to serve wakame miso soup at Terra Madre Salone del Gusto with Tobiuo children… The guests enjoyed tasting home-made 3months white miso & 6 months brown miso.

Thank you very much for friends who stopped by!!


地元の小坪漁港の漁師さんたちの協力を得て、とびうおクラブの子どもたちが養殖した去年のワカメは、間引きぶんも合わせて約500kg。

世界中から100万人の食いしん坊がイタリア・トリノに集まるスローフードインターナショナルのお祭り「テッラマードレ」にて、大事に収穫し、茹で、洗い、干しておいたワカメを持参して、子どもたちが神奈川県の地大豆で作った味噌と一緒に、味噌汁にして振る舞いました。

前日の「子どもと食」のセミナーを聞きにきてくれた世界中からの先生たちほか、たくさんの方が列を作って日本ブースを訪れてくれました。

スローフード三浦半島の仲間たちが、限られた環境の中でさすがの現場力と手際の良さを発揮。最高に美味しいおにぎりをつくってくれて、味噌汁とセットであっという間の100食完売! 

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来てくれた人々は手渡すフライヤーを熱心に読み、

「これはあなたが作った味噌なの?」
「えっ、味噌って手作りできるの?」
「なんて美味しいんでしょう、ワカメって初めて食べたよ」

と、子どもたちに話しかけてくれます。

もちろん英語もイタリア語もほとんどわからない彼女たちは、ニコニコ笑顔で応対。

食べものの美味しさと子どもの笑顔は、国境を越えるね。

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訪れる人が皆、子どもたちを優しく見つめ、それぞれの国の言葉で美味しかったと伝えてくれます。

「愛でる」という言葉はこの眼差しのためにあるのかと感じ、じーんとします。


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すぐ近所に、1年もの・3年もの・5年もののチーズやワインを紹介するイタリア、フランスなどのブースもある中で、子どもたちの作った味噌を少しずつスプーンに乗せて、

「こちらが3倍麹で3ヶ月発酵させた白味噌。
こちらが麹:大豆が1:1で作った6ヶ月発酵の味噌です」

なんて一丁前に説明するのも、不思議な気持ちでした。笑

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味噌をつくる、おにぎりを握る。
それは、日本ではごくごく普通の日常にあるものです。

でもそれを、味噌から子どもたちが作ったとなれば、海藻も子どもたちが養殖したと知れば、世界中の親や教育者の心が動きます。


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徹底的にローカルな活動は、グローバルに共感を呼び、つながりを生み出す。

それを子どもたちと共に感じることができた、幸せな機会でした。

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助けてくれたスローフード三浦半島のみなさん、ありがとう!



Text and photos by Ai Ito Onodera